AI Search Visibility · Methodology

インフキュリオン|分析方法

質問48問と保存済み96セルから、何を観測し、何をまだ結論にしないか。

四つの機会状態|誰が・どの状況で・何を実現したいか

ここでいう機会状態は、誰が・どの状況で・何に困り・どんな状態を実現したいかを表す、質問を展開するための出発点です。回答のOpportunity/Threat/Good Jobという結果分類とは別です。提供された探索用の状態であり、市場需要や優先順位が検証済みであるとは主張しません。

D0-A|加盟店の増加に伴い、契約管理・売上精算の運用負荷が増えている

アクワイアラ・カード決済事業者の運用責任者が、加盟店の増加に伴って契約管理や売上精算の手作業・運用負荷が大きくなる状況にあり、加盟店が増えても契約から精算まで効率よく回せる状態にしたい。

誰が
アクワイアラ・カード決済事業者の運用責任者
現在の状況
加盟店数の増加に伴う契約管理と売上精算の負荷
困っていること
加盟店が増えるほど、カード決済の契約管理・売上精算の運用負荷が大きくなる
実現したい状態
加盟店が増えても契約から精算まで効率よく回せる状態にしたい。

制約ありの質問にだけ付ける追加条件:加盟店向け手数料を上げずに改善する

12問=3問い方×2制約×2文体。追加条件あり 6問、追加条件なし 6問。追加条件を、この機会状態の全質問に必須の条件へ一般化しません。

D0-B|カード発行・利用者の増加に、発行と利用制御の運用が追いつきにくい

法人カード発行事業者・金融機関の運用責任者が、発行枚数や利用者の増加によって、カード発行・上限変更・利用停止などの管理が複雑になる状況にあり、規模が拡大しても発行と利用ルールをスムーズに管理できる状態にしたい。

誰が
法人カード発行事業者・金融機関の運用責任者
現在の状況
法人カードの発行・上限変更・利用停止の運用負荷
困っていること
法人カードの発行枚数や利用者が増えるほど、発行と利用制御の管理が複雑になる
実現したい状態
規模が拡大しても発行と利用ルールをスムーズに管理できる状態にしたい。

制約ありの質問にだけ付ける追加条件:運用担当者を増やさずに改善する

12問=3問い方×2制約×2文体。追加条件あり 6問、追加条件なし 6問。追加条件を、この機会状態の全質問に必須の条件へ一般化しません。

D1-C|請求書の確認と支払いが、サービスをまたいで分断されている

請求書管理・経理SaaSの事業・プロダクト責任者が、自社SaaSで請求書を確認できても、利用企業は支払いのために別サービスへ移る必要がある状況にあり、確認から支払いまで自社SaaS内で完結できる状態にしたい。

誰が
請求書管理・経理SaaSの事業・プロダクト責任者
現在の状況
請求書管理SaaSと支払い手続きの分断
困っていること
請求書管理SaaSでは請求書を確認できるが、支払いは別サービスで行う必要がある
実現したい状態
確認から支払いまで自社SaaS内で完結できる状態にしたい。

制約ありの質問にだけ付ける追加条件:支払先の銀行振込を変えずに対応する

12問=3問い方×2制約×2文体。追加条件あり 6問、追加条件なし 6問。追加条件を、この機会状態の全質問に必須の条件へ一般化しません。

D1-D|銀行アプリが、地域店舗での支払いにつながっていない

地域銀行のデジタルサービス・地域連携事業責任者が、既存の銀行アプリでは残高確認や振込はできる一方、地域店舗での支払いには利用できない状況にあり、銀行の顧客が地元店舗での支払いにも当行アプリを使える状態にしたい。

誰が
地域銀行のデジタルサービス・地域連携事業責任者
現在の状況
既存の銀行アプリが地域店舗での決済に利用できない
困っていること
銀行アプリで残高確認や振込はできるが、地域店舗での支払いに利用できない
実現したい状態
銀行の顧客が地元店舗での支払いにも当行アプリを使える状態にしたい。

制約ありの質問にだけ付ける追加条件:既存銀行アプリの大幅改修を避ける

12問=3問い方×2制約×2文体。追加条件あり 6問、追加条件なし 6問。追加条件を、この機会状態の全質問に必須の条件へ一般化しません。

Seam|結果が集まる短い条件を探す

相談場面・問い方・制約・文体などの条件により、観測した回答の分類がどちら側へ集まるかを記述します。境目の候補は事実の要約であって、一般化した意思決定ルールや市場の需要分布ではありません。

質問の意味を読む

管理番号だけでなく、誰の何の課題かを原文まで確かめます。

反例も読む

純度が高い条件でも、異なるエンジンと例外の両方を確認します。

SDRD|教師ありの記述的ルール探索

Supervised Descriptive Rule Discovery。分析対象の分類を固定し、短い条件で観測を説明する探索です。予測モデルの学習や独立テストは今回実行していません。

S · SUPERVISED

保存済みの言及・順位から6分類を付けます。

D · DESCRIPTIVE

観測済みの96セルを説明し、未来の成功を保証しません。

R · RULE

異なる最大2軸の短い条件を作ります。

D · DISCOVERY

候補と反例を全体・各エンジンで確認します。

調べ方|原文から検証計画まで

1

原文を固定

添付JSONの48問と保存済みpromptIdを本文完全一致で対応付けます。

2

設計を保持

4場面各12問、問い方・制約・文体を保持します。追加の設計属性は後半で説明します。

3

回答を読む

同じrun・prompt・engine・sampleの原文と構造化判定を結びます。

4

分類する

今回の自社+11競合の判定に同じ6分類を適用します。

5

候補と施策

純度・支持数・反例を読み、実引用と公式既存ページを比べます。

6

次に検証

改修後に未使用の質問と繰り返し測定で確かめます。今回は未実行。

問いの設計|四つの相談場面から48問へ

4場面 × 3問い方 × 2制約 × 2文体=48問48問 × 2エンジン × 各1回=96セル
軸値
場面加盟店管理・売上精算/カード発行・利用管理/SaaSの請求書確認・支払い/銀行アプリでの店舗支払い
問い方課題・実現状態・相談先探索
制約なし・あり
文体Formal・Colloquial
カテゴリ全問absent。カテゴリ差は未測定

場面別の差は、相談の人物や課題の違いも含みます。旧Pre-taxonomyとは質問集合と競合分析集合が異なるため、改善比較には用いません。

言及と推薦順位を分ける6分類

分類判定今回の件数
Opportunity ①登録12ブランドが全て未言及70
Opportunity ②自社は言及のみ、登録競合にも明確な順位なし1
Threat ①自社は未言及、登録競合は言及20
Threat ②自社に明確な順位があり、登録競合がその前順位0
Threat ③自社は言及のみ、登録競合には明確な順位あり0
Good Job自社が明確に #15
同じように見える状態この分類で分かる違いSeamを試すときの意味
自社が出ていないOpportunity①:登録ブランドが誰も出ない。Threat①:競合は出るのに自社が出ない。候補が誰も挙がらない相談と、競合が挙がるのに自社が外れる相談を分けて確認する。
自社に順位がないOpportunity②:自社も登録競合も順位なし。Threat③:競合だけに明確な順位がある。候補を並べただけの回答と、競合には推薦順位が付いている回答を区別する。
自社に順位があるGood Job:自社が#1。Threat②:登録競合が自社より前順位。候補入りと首位を同一視せず、維持する強みと競合が先に選ばれる場面を分ける。

未言及・言及のみ・順位あり・判定不明を区別します。Opportunityは追跡対象の名前が出ない分類を含み、自社の高評価ではありません。今回の12ブランドを使い、旧測定の5ブランドの歴史を書き換えません。

具体例|条件と同じ質問の証拠を読む

クエリ / エンジンInfcurionGMOペイメントゲートウェイ観測分類

D1-C-05F / chatgpt
#1言及・順位なしGood Job|自社が明確な第1位

D1-C-05F / google-aio
言及・順位なし未言及Opportunity ②|自社言及のみ・登録競合にも順位なし

D1-C-05C / chatgpt
未言及未言及Opportunity ①|登録ブランドが全て未言及

D1-C-05C / google-aio
未言及未言及Opportunity ①|登録ブランドが全て未言及

この表では自社と登録競合の1社を例示しています。観測分類は、この2社だけでなく登録12ブランド全ての保存済み判定から算出しています。

R2|カード発行・利用管理は、全体で 24/24=100.0%が同じ側に集まります。反例 0件。該当回答と反例をすべて開く。

一方のエンジンで通過しても、全体や別エンジンでは閾値未達の場合があります。同じ質問の原文・推薦順位・引用を先に確認し、候補の番号や純度だけから施策を決めません。施策の効果はまだ測定していません。

候補の選定|実データから再計算

75

存在する最大2条件の候補

40

どれかの範囲で90%以上

19

包含重複を除いた代表の和集合

  1. 場面・問い方・制約・文体・距離の実在値を列挙。
  2. 同じ軸の2条件は除外。
  3. 全体・ChatGPT・Google AIOごとに多数側と純度を計算。
  4. 同じ範囲・同じ方向で、より広い通過候補の回答集合に完全に含まれる候補を除外。2条件どうしも対象。集合が同じ候補は自動削除しない。
  5. いずれかの範囲に残る代表を採用。支持質問4未満はSMALL。

本文なしを勝手に分母から落とさず、保存済み分類と表示有無を区別します。候補の集合と全メンバーは原文リンクで確認できます。

次の検証|観測と未検証を分ける

観測済み

48問・96セル・12ブランドの保存済み判定、引用、距離別分布と候補。

未検証

繰り返し再現性、距離の因果効果、市場需要、ページ改修の効果。

  1. 既存ページの対象・編集内容・検証質問を事前固定。
  2. 元の48問と未使用質問を分ける。
  3. 同条件で繰り返し、言及と公式引用を別々に確認。
  4. 反例を読み、適用範囲を修正。

今回の作業は既存の完了済み測定の読み出しとレポート更新です。新しい有料測定やページ改修は実行していません。認証情報・内部リクエスト・費用・保存キーは公開しません。

この選定式をMoneyForwardの58通過候補に適用し、掲載された同じ13代表を再現しています。計算式は同じでも、今回の候補数・結果はInfcurionの設計と測定から別に計算します。

MoneyForwardと同じ分析式・分母を確認

計算式はMoneyForward版と同一です。質問・ブランド・公式ドメイン・設計軸・数値は今回のInfcurion測定から再計算しています。分母がゼロなら算出不可で、ゼロ順位へ置換しません。

指標計算式今回の算出
言及率自社言及セル ÷ 有効セル6.25%
6/96
推薦率(PIRR)recommended=trueの自社推薦セル ÷ 有効セル。言及だけを推薦に数えない5.21%
5/96
推薦位置指数(PRP)明確な自社順位のあるセルでmean(100 / rank)。初出順ではない100.00pt
順位あり 5セル
首位率自社が明確な#1のセル ÷ 自社または登録競合の言及セル。順序なしも分母に含む19.23%
5/26
推薦トーン自社言及セルの推薦強度(−1〜1)の平均。肯定的文章の割合ではない1.00
6/6
公式ドメイン引用率自社言及と登録公式ドメイン引用の同一セル内共起 ÷ 自社言及セル83.33%
5/6
Share of Voice自社言及セル ÷ 自社または登録競合に言及したセル。ブランド名の延べ数ではない23.08%
6/26
肯定評価率(positiveRatio)自社sentiment=positiveのセル ÷ 自社言及セル。SeamのPositive側とは別100.00%
6/6

クエリ別のvisibility / shareOfVoice / positiveRatioも同じ式を当該質問の2セルに適用し、0〜1で表示。SeamのPositive側はOpportunity①②+Good Jobで、肯定評価率や推薦成功率とは別です。

追加分析|相談内容の距離という切り口

ここまでの言及・推薦順位・引用を確認したうえで、追加の切り口を紹介します。Distance(距離)は、今回の質問設計で相談内容を分けた属性です。AI検索対策(GEO)の点数や優先順位ではありません。

距離0は加盟店管理・カード発行、距離1はSaaSの支払い・銀行アプリの店舗決済です。各24問を測定しています。場面も異なるため、距離だけの効果や市場需要の大小は結論にできません。質問原文と既存の提供範囲を合わせて読みます。

距離別の観測を確認する。原文の属性とフィルターでも確認できます。